![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgyqFlj61FawuTQwDxmIrDcSLlA_pfsMu4BdV8u6IfWGH7YhcIt7dekmDNDnwlUVnapjpR6QvOfN9AceNoS1kwmFn2tj0f4lm_aXypSx0zIBO52mBfaNdwDnAZsa83InfZv9G23qaEOj9KJ/s1600/20140120.jpg)
2014年1月20日月曜日
2014年1月10日金曜日
暖簾 制作レポート
暖簾の制作過程を見学するため、文字堂さんに行ってきました。
学生を連れて行きたかったのですが、残念ながら授業が重なり、
私一人での訪問です。
「KUWADATE-HAKODATE」の日除暖簾はもう縫製まで終わっていました。
今日の訪問のメインイベントは、イカスミ染めの見学でした。
弥生基地の正式シンボル(当面)の暖簾は、烏賊墨染めで制作します。
「染め」とはいうものの、実際はシルクスクリーン印刷です。
烏賊墨を染料に使う研究はずいぶん前からされていたそうです。
安定して染料(というより顔料に近いそうです)として利用できるようになったのは
最近になってからとのこと。
シルクスクリーン印刷の版の制作です。
まず図版はネガ状態の実寸フィルムに起します。
今回は暖簾の地色を烏賊墨色にするので、フィルムは背景が真っ黒です。
ここは暗室、製版用の装置です。感光材を塗った版をフィルムと一緒にこの装置にはさみ、
感光材とフィルムをバキュームで密着させた上で、左の照明器具で感光させます。
光の当たった部分の感光材だけが硬化してシルクに密着し、感光していない部分は
感光材を洗い落とすことで版ができ上がります。
でき上がった版がこちら。
粉末状の烏賊墨を溶剤を加えてインク状にします。
暖簾用の布をセットして・・・
版をセットし・・・
版の上にインクを盛って・・・
スキージをつかって、ギュギュッとインクを押さえつけながら刷ります。
版がでかいので、二人がかり。3回刷りでした。
刷り上がり!
今回はここまで。
乾いたら、熱を加えて色を定着させるそうです。
その後、縫製し、竿に差してでき上がり。完成が楽しみです。
学生を連れて行きたかったのですが、残念ながら授業が重なり、
私一人での訪問です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg13XY6VcwjXjKilhqTpRcyj2MosRgJVMKVxjRlTx7-JV3PEi7B9JQIeHP0BOiGSSzS67PB7Eo4h8RF4Y8RhjG9Zz7K_OjpZewhGyo_aHJaX1Jsglc1wlEkyNwJPbDPXGqOHnVNq4vUStqA/s1600/L1370304.jpg)
今日の訪問のメインイベントは、イカスミ染めの見学でした。
弥生基地の正式シンボル(当面)の暖簾は、烏賊墨染めで制作します。
「染め」とはいうものの、実際はシルクスクリーン印刷です。
烏賊墨を染料に使う研究はずいぶん前からされていたそうです。
安定して染料(というより顔料に近いそうです)として利用できるようになったのは
最近になってからとのこと。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjQSmn-Nq7n9ajueA4AXeDfQPy1zjhWXZ7_mQhoTd1QjPAanZGyIpzF9GYrVjYlI1m8Pm19DRnMrDZOHAumXyCEPMOZlwNLERJgzXA1r2p63mWgK93q71A8JKMX5qLizdPYP7Fk5SRt-uTh/s1600/L1370307.jpg)
まず図版はネガ状態の実寸フィルムに起します。
今回は暖簾の地色を烏賊墨色にするので、フィルムは背景が真っ黒です。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjL8AwJ31g2p39SqkmjWXwen7u_v_Z084BgPRMaojVdforjalfcelDUd_GKNVdhVJK6dLlS_Jem0Hu51OVdW5WfLPT6Jg5jyrETd6oRYjxlI8_pfbkA1QBw02ph7KSmgfpIhKaFOGf8ZX_M/s1600/L1370308.jpg)
感光材とフィルムをバキュームで密着させた上で、左の照明器具で感光させます。
光の当たった部分の感光材だけが硬化してシルクに密着し、感光していない部分は
感光材を洗い落とすことで版ができ上がります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj8sT5gz8GzxK8vEa31Ug_hNhPLb-aXtVGzgyzXMxmk8MQJk1DJUq0loPbJPIFLwsBPEYiOJ3CZn-PCSJVa5O_RhdSGOo4LlJgr4y-aO5i-U_iPUiXLjDOV5xrsnaoOKLKaKk-yrAV3TGUl/s1600/L1370310.jpg)
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版がでかいので、二人がかり。3回刷りでした。
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![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg8Uq3yXiG5x6psqnxQReHC7JeXPAHNyjYqfby-8eq_ggRgDt-LQRKt9B8HTckbPwxw_70VMJNrfPhRQyldJYcl8mxxh031uYT6xN-h5TAW-J7W1eHpKv2AWvFcXJALDgylFBD8NNWLSymx/s1600/L1370329.jpg)
乾いたら、熱を加えて色を定着させるそうです。
その後、縫製し、竿に差してでき上がり。完成が楽しみです。
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